羽根尽くしのお財布 2
前回ご紹介したお財布の内側です。
染めていない革の色って
ドキッとしませんか?
使い続けることで
「自分色」に変化します。
ヌメ革ってやはり素敵と思います。
今年の上半期は、
革よりも
木工にささげた日々でした。
春頃
うちの近所に、
友人であり
年下ながらとても尊敬するAちゃんが引っ越してきて、
革のお教室を始めました。
そのすばらしい第一歩を
よどみなくスタートしてほしいと願い、
彼女のお教室で使う作業台を
作らせていただいたのです。
120×160cmを一台、
120×80cmを一台。
物件探しからお供して、
契約の報告を嬉しく聞き、
現場に入り、
作業台はどのくらいの大きさが最適か
あーでもない、こーでもないと繰り返し、
上の寸法に決まったのでした。
ドリルくずと
木の粉にまみれながら
淡々とひとり
制作の日々。
どうにか搬入し、
バシッと調った時には鳥肌物の感動でした。
その後も、
棚や床や扉に手を入れるお手伝いをして、
細部は未完成ながら
彼女は順調にお教室を開始しました。
一連のやり取りで、
Aちゃんの言った
「初めから全部を知ってくれているのが嬉しい。」
という言葉にじーんときました。
ほんと、そのために友達はいるよね、という感じ。
大げさにいえば
これぞ人生の醍醐味って感じです。
その後、
彼女のお教室へ通っている生徒さんが、
「この作業台を注文したい!」ということになり、
3台を追加で制作。
さらに大工&筋肉痛の日々が続いたのでした・・・。
さて、7月の中ごろからは
正気を取り戻して(?)
革のことをやっています。
iichiではサマーセールもやっているみたいです。
ぜひ「iichi」「角辻わかば」で検索してみてくださいね。
ながくなりました。
ここまで読んでくれてありがとうございます。
お暑いので、ご自愛ください!
by wakabaworks
| 2017-07-21 20:13
| 世界にひとつの